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トーンカーブ

Photoshopには色々な画像編集機能がありますが、今回は『トーンカーブ機能』を使って画像の明るさを調節する方法を初心者の方に解説していきます。

トーンカーブを調整することで明るさやコントラストなどをより細かく調整でき、より狙った表現に近ずけるのではないかと思います!

コツさえ掴んでしまえばとても簡単で初心者の方でも扱いやすい機能なので、覚えると言うより慣れるのが一番です╰(*´︶`*)╯

トーンカーブは色調補正機能の中の一つで、目的に合わせた色々な機能があります。

まずはこちらの機能の説明からしていきたいと思います。

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色調補正について

色調補正とは?

画像の明るさや彩度を変える際に使用する『色調補正』はフォトグラファーさんやクリエーターさんにとって欠かす事のできない機能です。

しかし、画像補正をするに当たっての色彩感覚や美的感覚は人それぞれ違うので正解がありません。

なんでここを明るくしたのか、鮮やかにしたのか、などの理由付けは必ず必要になるので、色調補正の機能をきちんと理解した上で、狙った箇所が狙った通りに補正できるようになる事が大事だと思います。

色調補正機能はPhotoshopだけのものじゃなく、様々なペイントツールや、画像編集ソフトにも搭載されたおなじみの機能になります。

色調補正には4種類の方法があり、花や風景を色鮮やかに見せたり、食べ物を美味しそうに見せたり、人物の髪の色を明るくしたり、それぞれ仕上がりや目的に合わせて選択し加工します。

色調補正4種類
・明かるさ・コントラスト
画像全体の明るさを変えたり、コントラストを指定できる。(※コントラスト・・・明るい所はより明るく暗いところはより暗くする事)
・レベル補正
画像の明るい所(ハイライト)と暗い所(シャドウ)のバランスを調整できる。
・トーンカーブ
画像の明るさを色別(RGB・レッド・グリーン・ブルー)に調節できる。
・露光量
画像の全体的な明るさを調整する。

今回はこの4種類の中でもより細かい調整が可能な『トーンカーブ』について詳しく説明したいと思います。

『明るさ・コントラストの調整』や『レベル補正』もトーンカーブを正確に扱う事ができれば、トーンカーブだけで事足りてしまいます!

明るさ・コントラストの調整だと画像全体が明るくなったり暗くなったりするのに対し、トーンカーブは場所を指定してカーブをドラッグする事で、ピンポイントで画像の明るさを変える事ができます。

『上級者向け』という印象がありますが、そうでもありません!カーブを作るのにもパターンみたいなものがあり、まずはここから試してみるのも一つの方法だと思います。

パネル説明から調整方法

トーンカーブは他の画像補正機能に比べると設定項目が多いですが、今回は初心者でもすぐに扱えるレベルで説明していきたいと思います。

まずはパネルの項目について、ざっくりと説明していきますね!

画面上のメニューバーからイメージ→色調補正→トーンカーブでトーンカーブパネルが表示されます。

パネルの説明

トーンカーブパネル

こちらのパネルの①〜⑩の項目の説明を下記でしていきたいと思います。

①ヒストグラム

ヒストグラムとは、輝度値(パーセント)ごとに写真上のピクセル数の分布を表した山みたいなものの事で、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)のカラーチャンネルを表す 3 枚の色の層から構成されています。

ヒストグラム上の曲線をトーンカーブと言いい、主にこのトーンカーブを上げたり下げたりして明るさなどを調整していきます。

②プリセット

10項目ほどありますが、基本カスタムでいいと思います。

③チャンネル

レッド、グリーン、ブルーの色別にトーンカーブを調整します。

わずかに色調を変えたり、あまり望み通りの調整ができないときに、ほんの少し色を調整したりします。

使用例としては、青空が白飛びしてしまった場合などに使ったりします。

④編集マーク

A・・・ポイントを編集してトーンカーブを編集します

B・・・描画してトーンカーブを変更できます

⑤指先マーク

トーンカーブを変更するのに画像内をクリックしてドラッグします

このマークをクリックするとスポイトになるので、画像の上で左クリックしたまま、(クリックした指を離さずに)上方向にドラッグすると、先ほどの丸印がそのまま「コントロールポイント」になってトーンカーブが上に持ち上がります。

⑥スポイトツール

・Aシャドウスポイト・Bグレースポイト・Cハイライトスポイト

シャドウスポイトで画面をクリックするとそこがシャドウポイントになり、ハイライトスポイトでクリックしたところは最も明るくなります。

クリックする所によって画像が真っ黒、または真っ白になるので選び所に注意です。

⑦グラフ軸の単位

光量・・・光量を表示します(加色)

色材料・・・顔料の量を表示(減色)

⑧グリットサイズ

A・・・4×4マスの簡易グリッドを表示

B・・・10%刻みで詳細グリッドを表示

⑨表示

全チャンネル表示・・・合成チャンネルにカラーチャンネルのトーンカーブを重ねて表示

ヒストグラム・・・参照用にヒストグラムを表示

基準線・・・基準となるトーンカーブ値を示す対角線を表示

交差線・・・ポイントを正確に配置するために交差線を表示

⑩自動補正・オプション

「自動補正」はPhotoshopオススメの調整結果にしてくれます。

「オプション」は自動補正を使っても希望通りの結果にならない時に「自動カラー補正オプション」で自動補正のかけ方を設定します

「アルゴリズム」から結果が好みに合うものを選びます。

「ターゲットカラーとクリッピング」欄のシャドウを真っ黒より少し薄く、ハイライトを真っ白でなくうっすら灰色にすれば、黒つぶれ白飛びをさせずにすみます。

パネル説明は以上です。

では、どのようにトーンカーブを調整すると画像が明るくなったり暗くなったりするのでしょうか?

下記で説明していきます。

トーンカーブの操作方法

トーンカーブbefore
トーンカーブafter

こちらのbeforeの写真は全体的に少し暗いのでトーンカーブを操作して全体的に明るく、境界線をハッキリさせてみたいと思います。

before画像のトーンカーブをクリックして上にドラッグしてみるとカーブが山になり上に丸い点ができて画像が明るくなります。

トーンカーブとは写真の暗い所と明るい所のコントラストを自由に調節する為の物で、図beforeの画像からafterの画像のように、トーンカーブを基準線より上に曲げれば画像が明るくなり、カーブを基準線より下に曲げれば谷状になり画像は暗くなります。

引っ張った時にできる点を「コントロールポイント」といい最大14ヶ所作成できます。※作成方法→変更したい箇所(基準線上)で、クリックでOK!

そのコントロールポイントが画像のどこの部分を基準にしているのかわかれば、トーンカーブを操る事ができるようになり、画像の狙った部分を明るくしたり暗くしたり思い通りの補正ができるようになると思います。

コントロールポイントの画像の基準点

コントロールポイント ①指先マークを選択後②画像をクリックで上にドラッグ

トーンカーブが画像のどこと対応しているのかわかる為にはいくつか方法がありますが、一番わかりやすい方法で説明したいと思います。

①画像上の調整したい箇所を左下①の指先マークをクリックして決める(スポイトマークが画像上で表示され、ポイントを決めると同時にパネル内の基準線上にもコントロールポイントが作られます)

そのまま上方向にドラッグすると、トーンカーブが上に持ち上がり、②部分の画像は明るくなります。(パネル内のコントロールポイントでも調整可能

暗くしたい時はそのまま(クリックした指を離さずに)下方向にドラッグすると、トーンカーブが下に下がって、画像が暗く変化します。

再度選択する場合はパネルからの選択になります。(画像上には選択箇所が残らないため)

トーンカーブの選択

上記の基本を元に、更に3ヶ所コントロールポイントを選択して全体の画像の明るさを調節してみます。

コントロールポイントがいくつあっても上にドラッグすると明るくなり、下にドラッグすると暗くなるのは一緒です。

トーンカーブ上のABCの明るさは画像上のABCの箇所の明るさを表しています。

曲線を緩いS字にする事で全体的にバランスの取れた補正ができます。

コントロールポイント操作のおまけ

  • Aのコントロールポイントをみると、B、Cよりもポイントの色が濃い事が分かります。これは、「このコントロールポイントが選択されてます」という意味です。
  • Shiftキーを押しながらB、Cのコントロールポイントをクリックするとまとめて選択ができ、同時に動かす事ができます。
  • コントロールポイントは外側にドラッグで削除できます。

まとめ

いかがですか?

このように、狙った場所の明るさが自由に変更できると画像補正の幅も広がるのではないかと思います

しかしPhotoshopは奥が深いですし、まだまだ細かな設定が沢山あり、やり方も沢山あります。

まずは自分なりにトーンカーブをいじって感覚的に慣れるのが一番なのではないでしょうか?(^。^)

この記事で「少し難しいな」と感じる方は『明るさ・コントラスト』の記事や、『レベル補正』の記事もありますので、そちらから読んでいただけるとわかりやすいかもしれないです!

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