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デジタルイラストブラシの設定

「この塗り方がしたいけど、どの様に設定したらいいのかわからない・・・。」

と感じるアナログイラスト出身者は多いと思います。

今回はPhotoshopのブラシ機能と塗りのテクニックについてお話したいと思います。

ブラシ設定は自分で組み替えたり、設定を自分好みに変えたりとかなり自由に設定できるようになっていて、描くイラストの種類や塗り方によって様々です。

一概に厚塗りの時はこの設定にしないといけないと言うわけではなく、あくまでもオススメ設定です(^。^)

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イラスト制作のブラシ設定

オプションバー

ブラシパネルが出ていない時は、「ウィンドウ」から→「ブラシ」でブラシ設定パネルも同時に開きます。

ペン入れ用ブラシ設定

図の左側の緑マルで囲んである①「間隔」を約5%に変えるだけで線がガクガクにならずなめらかに描けるのでお勧めです。

他にも黄マル②「直径」で線の太さを変えるだけでアニメ風の色を塗ったり、線を引いたり色々多様できるので一番よく使うブラシ設定だと思います。

他にも画面上のオプションバーの黄マル②からも線の太さを変更できます

塗りのブラシ設定

ブラシ設定(図左)「シェイプ」をクリックすると図右のパネルが表示されます。

図左の①「間隔」は0%、図右の③「ジッター」は0%、④コントロールを「筆圧」にすると、ブラシが一気に厚塗り向けとなります。

濃く表現したい部分は強めに描いたり、濃度は描きながら調節するといいです。

立体的で描く物の質感を出したい時、主に厚塗りなどの重ね塗りをするときなどに使います。

⑤不透明度を調整するだけでも影を表現すのにオススメです。

100%に近いほど濃くなり0%にいくほど薄くなります。

ブラシの応用・塗りのテクニック

イラスト制作をするにあたり仕上がりを大きく左右するのが「塗り」工程です。

塗り方には様々な方法があります。

・アニメ塗り・・・明暗をどれだけ的確に分けたかで完成像がほぼ決まる、シンプルな作りが特徴です
・ブラシ塗り・・・ブラシで吹き付けたかの様に塗るのが特徴で、美少女などを描く際によく使います。
・厚塗り・・・・油絵の様に色を重ねていくのが特徴で非常に手数がかかります。重厚感、立体感を強調した絵画風の表現が可能です
・水彩塗り・・・文字通り水彩画の様な水っぽい、淡い色使いが特徴の塗り方です。

今回は厚塗りでのブラシの使い方を紹介します。

厚塗りの大まかな流れ

鹿の厚塗り

①線画を用意します(用意しない場合もあり)

②大まかに、なるべく白い部分を残さない様にベースとなる色(鹿の黄土色やツノの葉っぱの緑など)を単色でブラシツールの線の太さを変えながら塗っていきます。

細かいところはブラシツールの線を3pxにして塗り、広い範囲は線で塗り囲んだところを塗りつぶしツールで塗り潰します。

今回は黄土色で塗ってみました。

後でぬりたすのではみ出ても気にせずどんどん塗っていきます。

(ブラシツール、塗りつぶしツールはツールバー内にあります)

厚塗り             ③

③大まかに塗れたら、明度の濃い色(こげ茶や薄いグレーなど)をブラシツールで影になる部分に塗り重ねていきます。線の太さを5pxくらいにして少しずつ塗り重ねていきます。

濃い色を塗り重ねる際に線の不透明度を50%くらいにすると、筆で塗った様なアナログっぽい質感が出せます。

オプションバーの[不透明度]の欄をクリックすることで表示されるつまみを動かせば、線の透明度を変えることができます

濃い色を塗れたら色と色の境界線を同一色でブラシツールの不透明度を10%くらいにしてモヤっとぼかす様に塗っていきます。

ハイライトは、ブラシツールで白に近い色味で光のかかる部分に少しだけ塗り足します。

鹿の毛並みはブラシツールの不透明度を100%に戻してから線の細さを5pxくらいでハイライトを入れた部分に細かく塗ると言うより書き足します。

とにかくひたすら毛の流れを意識しながら線を書き足します・・・(^。^)

岩の部分の影は月の光の影を表現したかったのでブラシツールで黒を少し濃いめに書き足しました。岩のゴツゴツした感じを表現するにはなるべく弧を描かず、線で塗る事を意識するといいです。

こちらもさらに濃い部分は線の太さを3pxくらいにして影を書き足します。

以上②~③を繰り返します。

月夜の鹿                

④鹿全体がぬれたら背景レイヤーに塗りつぶしツールで色を入れます。

背景は暗闇だけど月の光が映える様に濃い藍色にしました。

暗闇の月のボヤッと感を表現します。

ブラシツールの不透明度を約20%、線の太さを50pxくらいにしてグラデーションぽく中心から外に向かって書き足していきます。月のクレーターも不透明度を下げて書き足します。

霧のモヤモヤ感を表現します。

ブラシツールの不透明度を約10%線の太さを15pxにして丸を描く様に下から上に向かって描きたします。

③までの工程で線画見えなくなるまで塗り重ねているはずなので、お好みで線の表示を無しにしてもいい感じになると思います。

完成!

 

まとめ

ここでは一例としての設定や塗りのテクニックを並べましたが、実際に使って見ると「あれ?使いにくいな」「描きにくいな」と思うこともあると思います。

描くイラストごとに設定をどんどん変えていき、自分なりにカスタムしてみてください!

きっと新しい発見があったり、筆がスムーズに運べるようになったりすると思いますよ(^^)

 

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